誰にでも悩みはある!しかし、考えすぎるとさらに深みへ
スポーツを続けていくと
いろんな壁が立ちはだかります。
はじめてのことに挑戦する時、
できるか分からなく不安になります。
やっと勝てるようになったら、
さらに強い相手を見て委縮してしまいます。
自己ベストがなかなか出なくて
モチベーションが低くなってしまいます。
チームメイト、コーチ、家族とうまくいかず、
やる気を失ってしまいます。
人は悩みがあると、
ついつい頭の中でそのことを考えてしまいます。
すると、
集中力が途切れて、うわの空になってしまい、
ミスをしてしまったりします。
心はモヤモヤして、スッキリしない状態が続き、
目の前のやるべきことに集中できなくなり、
練習にも身が入らず、さらに焦り不安になります。
このように考えすぎると、
負の連鎖が起きてしまうのです。
それでは、負の連鎖を断ち切るには
どうすればいいでしょうか?
もちろん、フォローしてくれる人がいれば、
相談して悩みを解消してくれると思いますが、
今回は、自分自身と向き合うことの
大事さを踏まえて考えていきましょう。
負の連鎖を断ち切る3つの方法
①自分自身と冷静に向き合う
自分自身に起きたことに関しては、
つい考えすぎてしまい、
冷静に分析できなくなってしまいます。
しかし、チームメイトや友達が、
悩んで落ち込んでるとき、
私たちはどのような声かけをしているでしょう?
親身になって話しを聞き、
分析してポジティブな言葉を
かけていると思います。
自分自身にも同じです。
自分としっかり向き合って
冷静に分析してどう行動するかを
自分にアドバイスをしてみてください。
②物事を見る立場を変えてみる
普段、私たちは『自分』の立場だけで
物事を見てしまいます。
きつい練習は『自分だけ』やってる
失敗すると『自分が』恥ずかしいから挑戦しない
まわりが全然『自分』を理解してくれない
ついつい悩んでいるのは『自分だけ』だと
思ってしまうのです。
そんな時は、
いつも全力で応援してくれる家族や、
一生懸命指導してくれるコーチ、
共に頑張っている仲間、ライバル、
いろんな立場に立って考えてみてください。
惜しみなくサポートしてくださる
家族への感謝の気持ちや、
厳しいながらも伝わるコーチからの期待や愛情、
いつも支え合う仲間の大事さ、
同じく努力しているライバルの存在。
自分の周りの方々の存在に気づいたとき、
今自分にできること、今頑張ることが
見えてくると思います。
③壁を乗り越えたイメージをしてみる
目の前のつらいことばかりに
とらわれてしまうと
苦しくなってしまいます。
山登りがいい例です。
はるか先に小さく見える頂上、
足が痛くなり、呼吸も苦しく、
あとどれくらい登ればいいのか
はっきりとした答えもなく、
先の見えない恐怖と戦っている状態です。
しかし、
頂上に着いてからの景色や、
頂上で食べるおにぎり、
登り切った達成感など
イメージすることができると、
『今が踏ん張りどころ』と
冷静に判断できます。
苦しんでいる自分ではなく、
それらを乗り越えた自分を
はっきりとイメージすることで、
乗り越えた自分の立場から
物事を見ることができるのです。
NBA選手『ステフィン・カリー』からの名言
成功は偶然ではない。
成功は選択なんだ。
成功は、
運や偶然でやってくるものではない。
『今日、練習をするのかしないのか』と、
その瞬間瞬間でどのような選択をし、
その積み重ねで
成功は変わってくる。
壁を乗り越えた自分は、
きっと成長していますよ。
いい選択をしていきましょう。
成長した自分から、
どのような景色が見えているでしょうか?